サッカー界のスター、パブロ・ガルシアは、暁千星さん。
あごひげをつけた姿です。
マッチョ、マッチョという歌の紹介にて登場。
ダンサーの暁さんですから、きっと良い筋肉がついているだろうなと(笑)
アルゼンチン代表のサッカー選手ということで、言葉はカタコトなのがまた笑えます。
男っぽくて強そうなサッカー選手なんですが、
暁さんがやると、たちまち可愛いキャラに。
癒し系ほっこりキャラです。
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ジョージの両親。
父ヴォルフガング・エードラーは、鳳月杏さん。
月組におかえりなさい。
花組での様々な役を通じて、より芸の幅が広がったなと感じます。
なかなか、お茶目なお父さんで、
ジョージのやっていることを評価して褒めながらも、
奥さんには頭が上がらないという。
脚の長い鳳月さんは、スーツ姿がめちゃくちゃ素敵!
お髭も似合っていて、チャーミングなお父さんです。
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ジョージの母ロミー・エードラーは、海乃美月さん。
前回の大劇場公演は、ショーのみ休演でしたので、なんとなく久しぶり感があります。
ホテルの社長で、周りからはジョージがフランツヨーゼフと呼ばれていて、ロミーはゾフィーだと。
しっかり者で、息子のジョージにはまだまだホテルを任せられない、と言っています。
歌って踊るママ(笑)
1幕で、センターでダルマ姿にて歌い踊る場面もあり、ヒロイン経験豊富な海乃さんなら安心して任せられます。
いろんな役ができる娘役さんになったなと感心。
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ホテルのコンシェルジュ、エルフィー・シュラットは、光月るうさん。
光月さん、初のおばちゃん役。
かなり目立つ、めっちゃ良い役です。
とにかくコミカルで、
セリフひとこと一言が面白くて笑えます。
真面目そうな役が多かった光月さんですが、良いスパイスになっていて良かったです。
大活躍な役です。
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ジョージの友人でフロント係のフェリックス・モーザーは、風間柚乃さん。
またまた良い役なんです。
物語をかきまわすトラブルメーカーで、
ホテルへエマが来ることをツイートしちゃった張本人。
ジョージの車は大破しちゃうし、リチャードにスマホをハッキングされちゃうし。
間の抜けた良い奴って感じ。
ジョージも、この人だから許してしまう的な。
だいたいエルフィーと居ることが多く、セリフ回しもテンポが良いです。
若手ですが、ベテランの域の芝居を見せる人。
今回は若者役です。
風間さんはフィナーレの男役ダンスでも、きっちり良い位置にいますので、すごいなと。
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ゴシップ記者のライナー・ベルガーは、輝月ゆうまさん。
『STUDIO 54』で、青樹泉さんがやっていた記者の役を思い出しますね。
リチャードと一緒に悪巧みするという、
95期の同期2人で悪巧みしちゃってます(笑)
輝月さんは大きいので、出て来るだけで迫力がありますし、悪役も良い役も女役もこなしますよね。
今回は、悪役寄りです。
ゴシップ記者らしく、スクープを狙ってるハンターみたいなギラつきと鋭さも醸し出しています。
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ジョージの父ヴォルフガング(鳳月)を「パパさん〜」と呼び、周りをうろちょろミス・ツヴィックルは、白雪さち花さん。
旅行会社の社員らしいですが、それが分かるのは物語の最後です。
それまでは怪しい女というか、派手なピンクの衣装を着た、空気が読めないタイプの人で、
ヴォルフガングの愛人なのかな?と思わせる人。
喋る声もエキセントリックで、かなり変わっていて、強烈。
白雪さんは毎回かなり強烈ですね。
ま、嫌いじゃないのですが。
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エマの母ヘルタ・ヴァルトフォーゲルは、夏月都さん。
エマがハリウッドに行って以来、会っていないようです。
駅で新聞を売っている人です。
控え目で、普通のお母さんという感じで、
離れていてもエマの活躍を陰ながら応援してきたというのが伝わってきます。
夏月さんは前回の強烈なババ様の役の印象が強いですが、今回は普通の役です(笑)
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二幕の開演前にもスクリーンに映し出されます。
→続く