プロローグは、真矢みきさん主演の花組『ダンディズム!』より。
ソフト帽を被った男役たちと娘役たち。4色の衣裳を着て、縦4列に並んで、隊列移動しながらのダンス。
大階段もある前でのダンスです。
男役さんはカラーのスーツ、娘役さんはカラーのスタイリッシュなロングスカート。
花組さんのプロローグを思い出しますね。
愛華みれさん、紫吹淳さん、海峡ひろきさん、匠ひびきさんらがいらっしゃいました。
懐かしい~。
そして、真っ赤なスーツにソフト帽の礼真琴さんが宙吊りセットに乗って登場。
「ザ・ダンディー、ザ・ダンディー♪」と歌います。
本当に真っ赤な衣裳。真矢みきさんも真っ赤な衣裳で、同じような登場の仕方でした。
舞空さんが愛月さん、瀬央さんと登場し、同じ曲を歌います。
花組公演では、純名里沙さん、愛華みれさん、紫吹淳さんが出てきた場面です。
純名さんがめちゃくちゃ歌がうまかったので、比べるのは酷ですが、やはり耳に純名さんの歌声が残っています。
舞空さんは可愛らしくて、スタイル抜群で好きなんですが、お歌の声が高音になるとキンキンして聞こえるので、ショーでは、もう少し歌の比率を減らしても良いのになぁと思っています。
舞空さんだから、やはり踊っていただいて(^^)
礼さん、愛月さん、瀬央さんが帽子をとってダンス。
舞空さんと娘役さんが加わり、トップコンビ+4組のダンス。
(天寿光希、綺城ひか理、天華えま、極美慎)
(音波みのり、有沙瞳、小桜ほのか、水乃ゆり)
再び全員が出てのプロローグとなります。
◆
愛月さんが「おもい出は薄紫のとばりの向こう」を歌います。
この曲は、剣幸さん主演の月組『ラ・ノスタルジー』より。
これまた、めちゃくちゃ懐かしい曲です。
もの悲しいながらも美しい曲調です。
◆
次は、ストーリー仕立の場面。
ダンスで見せる場面で、舞空さんの魅力が出る場面ですね。
舞空さん中心の場面かと思いきや、礼さんも登場。礼さんは歌もあります。
青年が指令を受けて、戦いに向かい、命を落とすというストーリー。
礼さんが居なくなっても、仲間たちが遺志を継いで力強く生きていくといった感じのストーリーなんですが、私は複雑に感じました。
この場面、礼さん出なくても良かったのでは?
舞空さんが中心で踊りまくる場面にしたほうが気持ちよかったかな。
舞空さんは、頭に結んだ紐も似合いますね。
◆
有沙さん、小桜さん中心の、娘役さんだけの歌の場面。
赤ちゃんみたいな大きな帽子にドレス姿の娘役さん(紫りら、音咲いつき、二條華、彩園ひな、紅咲梨乃、澄華あまね)。
「ビューティフル・ラブ」という曲です。
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お待ちかね、キャリオカ。
黒燕尾の男役と、ピンク色ドレスの娘役。
少し後で登場する音波さんと有沙さんは水色ドレスです。
真矢みきさん、湖月わたるさんは大劇場公演で、
紫吹淳さんがベルリン公演でやっていた場面ですね。
特にベルリン公演で、紫吹淳さんと舞風りらさんが踊っていたのが印象的。
ダンスが上手いおふたりがとても素敵でした。
舞空さんは縁に羽飾りがついたドレスが重かったのか、なんか調子悪そうに見えました。
ドレスさばき、苦手なのかな?
もっとステキに軽やかに踊ってくれることを期待していたので…。
やたら濃かった真矢さん、純名さん、
大型でゴージャスだった湖月さん、白羽ゆりさん、
ダンスで魅せた紫吹さん、舞風さん。
さて、礼さん、舞空さんは、何を極めましょうか?
おふたりとも三拍子そろった首席で、寄せられる期待もプレッシャーも大きいとは思いますが、2人にしか見せられないダンスを、のびやかに踊っていただければと思います(^O^)
◆
若手男役さんたちが士官姿で登場し、「ゴールデン・デイズ」を歌います。
朝海ひかるさん主演の雪組『タカラヅカ・グローリー』を思い出しました。
懐かしい~。
壮一帆さん、音月桂さん、凰稀かなめさんと、まだ当時は男役だった天勢いづるさんと、
森央かずみさん、美穂圭子さん、白羽ゆりさん、山科愛さんがカーテン前で歌っていましたね。
そこから、愛月さん、有沙さんを中心に、士官姿の男役と、ドレスの娘役が優雅に踊る場面へ。
過ぎ去りし青春を歌う場面です。
◆
お待ちかね、パート2。
ハード・ボイルドの場面。
「胸の傷が痛い、痛い」の曲ですね。
最初に出てくるのは、瀬央さん、綺城さん。
そして、漣レイラさん、碧海さりおさん。
漣さん、ダンスめっちゃカッコいい!
礼さんを除けば、あまりダンサーが見当たらない今の星組の、貴重なダンスリーダー。今回がサヨナラ公演となるのが残念で仕方がありません。
タンゴの女で登場するのは、紫月音寧さん、夢妃杏瑠さん。おふたりも今回がサヨナラ公演。
夢妃さんは歌の役が多い印象でしたが、ダンスもカッコイイんですよね。
シャープな印象の上級生 娘役さんおふたりの退団で、また次からガラッと雰囲気が変わりそうです。
この場面、冒頭に出てくる男役ふたりが重要ですよね。
バリバリの踊れる男役ふたりを持ってきても良かったのでは?
初演の花組では、紫吹淳さん、匠ひびきさんの組み合わせでしたので、抜群でした。
タイプの違うダンサーでしたが、さすがダンサーのおふたり。素敵でしたね。
それから私は、この場面は『ゴールデン・ステップス』の印象が強いです。
羽山紀代美先生の30周年を記念した特別公演で、ハード・ボイルドの場面があったんですょ。
このときは、最初に真飛聖さんと柚希礼音さんが登場。
中心は安蘭けいさんの場面でした。
安蘭けいさんの歌も印象的。
礼さんは良い意味で毒気はなく、カッコ良く見せてくれますよね。
ひいき目かもしれませんが、再演ものをやってもガッカリさせないところが魅力的です。
◆
ロケットでは、手拍子で盛り上がります。
なぜか最近いつも泣けてくるロケット。
ここからまた次のスターさんが出てくるし、
逆にすぐ辞めちゃう人もいるんだよなぁと思ったら泣けてくる(笑)
◆
テンプテーションをラテン・ロック調で。
これまた聞いたことのある曲ですね。
真紅の衣裳です。
◆
瀬央さんが「ラ・パッション!」を歌います。
銀橋ソロ。
なかなかパッショネイトに歌いあげてくれます。
瀬央さん、こんなに大きな声で歌えるようになって…と感心しました。
(⑉●o●⑉)オォ~
◆
大階段でのデュエットダンスは「アシナヨ」。
優しい曲ですね。
最初に礼さんが歌い、後で愛月さんが歌います。
高音がのびやかな愛月さんに合う曲調ですね。
◆
パレードは、
エトワールは有沙さん。
歌と組み合わせは順番忘れたので、また次の観劇後に追記しますね。
(追記)
パレードの順番は、、、
エトワール有沙さんのあと、
極美慎、小桜ほのか
↓
天華えま、綺城ひか理
↓
瀬央
↓
愛月
↓
舞空
↓
最後は礼さん
もし間違えてたらすみませんm(_ _)m
◆
ここで初めて出てきた?今回の主題歌「モアー・ダンディズム」。
さみしげな曲で盛り上がらず、最後のパレードがいちばん盛り下がりました。
。゜(´∩ω∩`)゜。
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2回目観たら、主題歌も許せた(笑)
1回目に観て、聞き覚えがあったからかな?
岡田先生のダンディズムシリーズも、今の時代には、やや古い感は否めません。
懐かしい、懐かしいという点では楽しめるかな。
今回の主題歌でラストにしない方が良かったのでは?
途中までまあまぁだったのに、最後が残念でした。
むむむ…。
あ、ちなみに、今回はショー前の幕ありませんので、撮れるものは無いです。
スマホもさっさと片付けて、観劇体勢に入りましょう!
◆おまけ
オーケストラの表。
大劇場ロビーの写真。
右端ふたつ空いてるから誰か入れてあげたら良いのに…。
『柳生忍法帖』の新人公演キャスト。
天飛華音さんが主役、瑠璃花夏さんがヒロインです。
瑠璃さんは本公演でも上手くて、涙が出ました。