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Channel: ひなたのグルメ&宝塚ときどき嵐
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2019年10月カレンダー〜明日海りお特集

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10月のカレンダー。

スターカレンダーは、
花組の明日海りおさんです。

淡いピンク色の背景に、細めストライプのゆるめスーツを着た明日海さん。
パンツの内側がシンプルな黒になっているのが特徴です。
白色ベルトと、モノトーンの大きめ柄入りシャツがアクセントになっています。

かっちりし過ぎないスタイルです。


明日海さん。ついにスターカレンダー登場も今年で最後となりました。

先月の紅ゆずるさんに続いて、退団されるトップさん。
紅さん、明日海さん、
おふたりとも、さゆみさん。
「Wさゆみ」のサヨナラとなります。

9月30日に宝塚大劇場での千秋楽を迎え、
同期生の花を持ってきた望海風斗さんのひとこと、
生まれ変わっても、また一緒にやろうね」が印象的でした。

サヨナラ発表をしてから、
明日海さんが宝塚が好きで好きでたまらなくて、その熱い思いがあったからこそ、涙が出たというのが納得できるところがいくつもありましたね。


明日海さんは、2003年の月組『宝塚花の風土記/シニョール・ドン・ファン』で初舞台の89期生。
入団時の成績は8番でした。

月組に配属となり、
2003年『薔薇の封印』新人公演ではアンリ(本役:月船さらら)、
2005年『エリザベート』 新人公演ではルドルフ(少年)(本役:彩那音)など、
早い頃から注目されてきた人です。

2008年、バウ・ワークショップ『ホフマン物語』にてバウホール初主演。ホフマン役と、ミューズ役・ニクラウス役を。
2008年『ME AND MY GIRL』にて、本公演では城咲あいさんとジャッキー/ソフィアを役替わりで。ソフィア役というのは、髪にぶどうを付けているご婦人ですね。
新人公演ではビル役にて初主演(本役:瀬奈じゅん)を務めたあと、連続で新人公演主演。いずれも本役は瀬奈じゅんさんです。
・『夢の浮橋』匂宮  
・『エリザベート』トート  /2009年
・『ラストプレイ』アリステア  /2009年

2009年『二人の貴公子』にて、龍真咲さんとバウホール公演W主演。
2010年、霧矢大夢さんのトップお披露目『THE SCARLET PIMPERNEL』では、龍真咲さんと
ショーヴラン/アルマンを役替わりにて。

2011年『アリスの恋人』にて、バウホール単独・東上公演初主演。
2012年に龍真咲さんが月組トップになると、明日海さんは準トップに。異例の準トップ。
『ロミオとジュリエット』でティボルト/ロミオを龍真咲さんと役替わりで。
そして、バウホール・日本青年館公演『春の雪』がありました。
2013年『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』でアンドレ/オスカルを龍真咲さんと役替わりにて。
役替わりといっても、ほぼ同格の扱いで、日数も半々だったと思います。

そして、花組へ組替え。
ここから花男の道を歩むことになります。
2013年6〜7月の東急シアターオーブ公演『戦国BASARA-真田幸村編』では上杉謙信を。

『愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ/Mr. Swing!』
2014年『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛/TAKARAZUKA ∞ 夢眩』で蘭寿とむさんが退団。

2014年6月、中日劇場『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編』にて花組トップお披露目となります。
そして、宝塚大劇場でのトップお披露目は、『エリザベート』。明日海さんとしては、3度目のエリザベート出演です。

美しい明日海さんならではの役がいろいろありますが、やはりこれは外せないかなというのが、2015年『新源氏物語』。
光源氏、光の君さま、ぴったりです。

2016年には、新人公演で演じた『ME AND MY GIRL』のビル役を本公演にて。
2016年の全国ツアーでは、『仮面のロマネスク』のヴァルモン子爵を。
2017年には赤坂ACTシアターにて、
『ハンナのお花屋さん-Hanna's Florist-』。
明日海さんがなりたかったという、お花屋さんのお話。
そして、2018年には話題となった『ポーの一族』。
エドガーが現実にいる!と好評だったそうです。

舞浜アンフィシアターでの『Delight Holiday』は、宝塚とディズニーの夢の国の共演で、クリスマスと年末に向けてのワクワクする内容でした。
2019年『CASANOVA』でのカサノヴァ役では明日海さんのカッコ良さを存分に。
横浜アリーナでの
『恋スルARENA』を経て、
サヨナラ公演『A Fairy Tale −青い薔薇の精−/シャルム!』となります。


いやぁー、明日海さんの輝かしいヒストリー。
あらためて、ざっと振り返ってみましたが、抜粋しただけでも、かなりのボリュームとなりました。

いくつかのポスターとともに振り返る形となりましたが、
皆さまの好きな役、作品はどれでしたか?

明日海さんがトップになられてからの千秋楽ご挨拶は、退団者1人ずつに送る言葉が愛と優しさに満ちあふれていて、とても温かかったですね。

若手時代から注目され、真面目な優等生だった明日海さん。月組から組替が決まった当時は大泣きしたとか。
美しい人だからこそ、女役をする機会も多く悩んだことも多かったと思います。

東京宝塚劇場の千秋楽まで、皆さま、明日海さんの男役をしっかりと目に焼き付けましょう(^-^)


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