ショーは三木章雄先生の作・演出、ジャズ・オマージュ。
ジャズの名曲にのせたショーです。
今回は、開演前の幕は変わりません。
お正月ですから、鏡餅が置いてあります。
お花と一緒に、お餅もパチリ。
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幕開きはトレンチコート姿の月城さんが舞台センターの台の上に登場。
ひと歌いされます。
その歌の間に、鳳月さん、暁さん、風間さんが踊りながら順に登場。
このトレンチコートがキンキラでビカビカ、光沢のあり過ぎる生地感があまりカッコ良く見えなかったです。(衣裳の問題)
4人がはけて、全員が登場。
コートを脱いできた風間さんがまず銀橋で歌います。
いちばん最初に出る風間さんは、退場しながらコートを脱いで走ってました。大変そう。
風間さん、暁さん、鳳月さんが順に銀橋に出て主題歌を歌い継ぎます。
海乃さんも登場して、数組のデュエットダンスがあり、幕開きは盛り上がります。
この主題歌が微妙に手拍子しづらいテンポで、プロローグでも、フィナーレでも、手拍子を合わすのが難しかったです。まだ初日から数日なため、お客様も慣れてない(^◇^;)
トップコンビが銀橋に残り、デュエットを歌います。
月城さんと海乃さんの歌声があまり合っていないように聞こえました。声質の問題なのか、歌のキーの問題なのか、まだコンビ歴が浅いからなのか?
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暁千星さん中心のダンス場面。
今回のショーではダンス場面はすべて暁さん担当です。踊りまくってます。
歌無しでバリバリ踊る場面。
星組の舞空瞳さんにも、こういう場面を与えてあげてほしいなと思います。
愛希れいかさんみたいに、舞空さんがセンターでバリバリ踊る場面、見たい!
月組に話を戻します。
男役が踊り、中心で暁さんが踊る。
こういう場面は好きですね。
女神の天紫さんがセリ上がりで登場。
ゴージャスな金色ドレス。登場シーンは短く、通り過ぎていくくらいではありますが、娘役さんとしては長身の天紫さん。映えました。
ちょび出なので、なんか勿体無いようにも見えますが、セリ上がりなので、なかなかの扱いかと。
考えてみたら、天紫さんは大活躍なんですよ。
お芝居でも、冒頭とラストでは看護師の役、途中は暁さん演じる大蛇丸の部下として出てきますので、出番は結構多いです。
ショーも登場シーンが多いですが、その割に、三木先生のプログラムの挨拶文には娘役は海乃さんと彩みちるさんしか名前が書かれておらず、ちょっと可哀想に思えたり…。
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ジゴロの鳳月さんが、マスコミに囲まれて登場。
マネジャー役の晴音アキさんもそばに居ます。
人気者のジゴロのようです。
そこから若かりし頃に時が戻り、鳳月さんと晴音さんを中心に盛り上がる場面。
そのあと、また現在に戻ります。
ずっと支えてくれているマネジャーと仲良しなジゴロの鳳月さんでした(^ ^)
晴音さんが起用されるのは珍しく感じましたが、特定の人に偏らず、こういう形で活躍の場が与えられるのは良いと思いました。
もちろん若手娘役さんにも、徐々に場面を与えて欲しいですけどね。
花組では、星空美咲さんが水美舞斗さんの相手役の場面がありましたもんね。
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月城さんが銃を抱えて登場。
この時だったか、そのあとの場面だったかで、月城さんが羽織っていたコート。
このコート、『黒豹の如く』のアントニオ(柚希礼音)の衣裳ですよね?たぶん。
※間違っていたらすみません。
このコートだと思い込んでから(笑)、「アントニオ・デ・オダリス」を思い出しちゃって。
いやー、あの公演も1回目見た後はそうでもなかったけど、ポスターもナンバーも好きでしたねー。
柚希さんと、叔父貴にあたる役の英真なおきさんが軽く歌うところのダンスが息ピッタリで好きでした。
そう言えば、英真さん休演中ですが、体調大丈夫なのでしょうか。やっぱり英真さんにしか出せない味わいがあるので、また復帰される日を心待ちにしています。
さて月城さんの場面。蝶を目で追っています。
戦場から懐かしい恋人が居るカフェに戻ってきた感じ?
海乃さんたちと踊る明るめな場面ですが、戦場での死の影が散らつくテイスト。
海乃さんは鮮やかな光沢のある緑色ドレス。一瞬違う人かと思いました(^◇^;)いや間違いなく海乃さんです。
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→続く